糖尿病・・・いまや日本人の多くが糖尿病の予備軍と言われていますが、そんな中、武田薬品がアメリカ製薬大手イーライ・リリーより糖尿病薬アクトスの海外販売権を買い戻し、自ら販売網を築いた上で、平成21年度にもカナダ市場や北欧市場などに進出するようです。
アクトスは全世界で年におよそ4000億円の販売規模を持ちますがその知名度を生かし、新市場を開拓していくという訳です。
昨今の景気後退の影響でアメリカの医薬品需要でさえ伸び悩んでいます。
アクトスは武田薬品の主力製品で、アメリカやイギリス・フランス等では直接販売していますがその売上高は、2007年には3000億円を超え、日本の約8倍。
カナダや北欧のように武田自らマーケティング販路を持たない国でも、販売権をリリーから買いもどし、いよいよ直接市場の刈り取りに挑戦するということとなりそうです。
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