2009年3月21日土曜日

日弁連の提言に対し、有識者が「弁護士は地方でまだ不足」???

 2009/03/21の日経速報によれば、裁判官、検察官、弁護士などの人口拡大に向け、司法試験合格者を2010年までに毎年3000人に増やす政府計画について、日本弁護士連合会は「数値目標にこだわることは適切でない」として「計画の見直し」を求める提言をまとめたようです。



 一方で「地方の弁護士はまだ不足している」と日弁連の姿勢を疑問視する声も出ている。



 提言では、法科大学院と司法修習との連携に課題があるとしたうえで、「司法修習は役割を十分に果たしておらず、人材の質を確保する上で懸念が生じている」と指摘したようです。「現状のまま修習生を大幅に増やすと司法修習がさらに不十分」と懸念を示した上で「弁護士のみ大幅に増加している」として、司法試験合格者の増加に比例した裁判官や検察官の大幅増員も求めているのです。 



 それもそのはず、日弁連はこれまでも司法試験合格者を増やす政府計画のペースダウンを求める緊急提言を発表しています。なぜならば、現状では法科大学院入学試験の競争倍率は2倍に満たず「選抜機能が十分機能していない」と考えているためのようです。



 変な業務独占意識が働いていなければ良いような気もするのですが。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿