2012年12月12日水曜日
大沢正明群馬県知事ももはやあきらめ顔?
大沢正明氏と言えば、第17代群馬県知事。
1946年に群馬県の太田市で生まれ、群馬県立太田高等学校を卒業した後、慶應義塾大学工学部卒業。県議等を経て、群馬県知事に至ったという訳です。
2011年の群馬県知事選では、自民党や公明党あるいはみんなの党の推薦を受けて後藤新などを破り再選しましたね。ところが大沢正明氏は間もなく週刊新潮に知人女性を知事公舎に宿泊させた事件を報道され、記者会見で認めざるを得ませんでした。
県公舎管理規則違反ですが、「今後は慎まなければ(大沢正明氏)」とか。あたり前!
ぎんぎらぎんのおじさんですが、その大沢正明氏ですら、もはやあきらめ顔なのが、前橋市の活気のなさでしょうか?
「魅力度最下位、利用する知恵を」・・・平成24年10月23日の日本経済新聞北関東地方経済面はそんな様子を下記のように報じています。
「群馬っていい所ですね」。こう言った時の相手の反応に戸惑うことがある。
前橋に来て半年余り。東京以外では、仙台、札幌に次いで3カ所目の勤務地である。仙台では赴任の挨拶に行くと、こんな反応が多かった。じっとこちらの顔を見続け、「東北っていいところですね」と言うと、待っていましたとばかりに「そうでしょ」と満面の笑みで答えるのだ。
札幌ではやや違った。いきなり向こうから「北海道はいいところでしょ」と切り出してきた。反応は違うがどちらも地域への思いが伝わってきた。
さて、群馬ではどうか。たまにこういう人がいる。「そうですか?」とけげんな顔をするのだ。
この話を大沢正明知事にすると、「群馬の人は東京ばかり見ており、地元の良さがわかっていない」と説明してくれた。ある商工会議所会頭は「群馬の人は『あれがない』『これがない』と地元のダメなことばかり言う」と苦笑した。
民間のコンサルタント会社、ブランド総合研究所がこのほど公表した調査で、群馬の魅力度は都道府県別で47位だった。日経リサーチの地域ブランド力調査でも2回連続で47位。こうした県民の行動と無関係ではないのかもしれない。
群馬のナンバーワン、オンリーワンは何なのか――。地域を再生するには他の地域にあるものを欲しがるのではなく、その地の良さを棚卸しすることが重要だ。
「群馬は東日本最大の古墳大国」。県はこれを全国に発信する考えで、20日、高崎市で古代東国文化サミットを開いた。県内には1万以上の古墳があるといわれる。これで活性化するかはわからないが、地域を再認識する一助にはなる。
魅力度やブランド力の47位も見方を変えれば1位。中途半端な順位より発信力がある。これを利用するくらいのしたたかさがあってもいい。
「プラチナタウン」という小説がある。楡周平氏の作品で、財政破綻寸前の町に商社出身の町長が民間の巨大な高齢者施設を誘致する話だ。東京などから入居者、従業員を合わせて8000人以上を呼び込み町を再生する。元気な人向けの施設も造り、これらの高齢者が新たな消費を生み、地域の企業への技能やノウハウの伝授も見込む。
うまくいきすぎの感もあるが、参考になる点も多い。1つは埋もれていた地域の良さを、町外の人が暮らしたくなるように再構築した点。もう1つが地価の安さに目を付けたことだ。
そういえば、群馬は東京から近く、前橋は県庁所在地で最高路線価が最も低い地域だ。そう考えると材料はたくさんあると思えるのだが。
↑引用ここまで↑
土地のブランド化、東京からいくら離れているとは言え、県庁所在地、頑張ってほしいものです。
もっともベッドタウンには離れすぎていますから、そう考えると関東とは言え、地方都市よりもさらに不利な面があるのかもしれませんね。群馬銀行あたりにも頑張ってほしいものです。
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